えー本日のお品書きはホークウインドのIn Search of Spaceですよ。
彼等の2ndアルバムになりますね。
モーターヘッドのレミー番長加入前です。
スペースロックとかアートロックとか色々呼び名はあるようですが、
個人的には大量ドラッグアッパラパーロックだと思っています。
事実、彼等は演奏中もドラッグをキメながらで、ラリラリ故演奏もまともではなかった
こともしばしば…
いえ、貶しているのではありませんよ。
気の振れたようなサックス、シンセ、フルート、ノイジーなギターなどが
渾然一体となって浮遊感溢れるこの独特な曲達を紡ぎだしています。
延々と続く反復リズムは、フランスのマグマあたりにも通じるところがあるような。
リマスター盤ですとボーナストラックとしてSilver Machineが収録されています。
初期の彼等のヒット曲。ヴォーカルはレミー番長！声が若い！でもダミ声！
ホークウインドといえば、どうしても宇宙の祭典の方が有名ですが、ブレイク前夜とでも
いうべきこのアルバムも、実は良い曲揃いなのです。
