今日はブレッカー・ブラザーズの2nd、BACK TO BACKですよ。
ランディとマイケルのブレッカー兄弟が中心となって結成されました。
今ではこういうのは何て言うんでしょうか？ジャズファンク？
それともフュージョン？それは聴く人によってそれぞれかと。
このブレッカー兄弟、お兄さんがトランペットで弟がサックス。
お兄さんはどうってことない普通の（失礼）プレイなんですが、えらく変わった
フレージングや音を出したりします。
一方、弟君のサックスはこれもう個性の塊。
クセのあるプレイであっという間に聴く者の耳を捉えます。
この二つがぶつかり合い、混ざり合うと・・・・
世にも不思議な音楽になりました。
コッテリとしたドが付くほどのファンクもあり、R&Bもあり、フュージョンもありと
バラエティーに富んだ内容です。
特に2曲目のIF YOU WANNA BOOGIE...FORGET IT（ブギー天国）での出だしのオモシロ
スキャットはいつ聴いても吹き出しそうになりますね。
弟さんのマイケル・ブレッカーは2007年に闘病虚しく、白血病で亡くなってしまいました。
ハービー・ハンコックと一緒に楽しそうにプレイしていた往時の姿を思い出します。
そんな彼を偲びつつ、今日はこれを聴きながら眠ろうかと。
