今日はですね、今は亡きUPLの宇宙戦艦ゴモラのサントラです。
このUPLというメーカー、キャラクター、ゲームデザイン、操作系とどれを取っても
個性の塊のようなゲームばかりを産み落とし、好事家からは大変評価の高いメーカーです。
そしてこの宇宙戦艦ゴモラもそんな個性的な一品です。
パワーアップすればするほど大きくなる自機。
火力は上がるが接触の危険性が増えるという表裏一体、諸刃の剣なその仕様。
ショットも撃ち分け式なので最初は戸惑うかもしれませんね。
そんなゴモラの楽曲ですが、まず耳につくのはズシリと重いそのリズム。
バスドラムは言うに及ばず、スネアが随分と重い音ですね。
リバーブの効果もあるのでしょうが。
自分はどうもコンコンカンカンと鳴る、ハイピッチにチューニングされた
スネアの音が苦手なのですが、これぐらい重心の低い音なら文句はありません。
ええ、オッサンなので勿論、産業ロック大好きですよ。
ドンシャリ万歳。
曲調も巨大な鉄塊が蠢くような鈍重なイメージの曲、アップテンポな
気分を高揚させるような曲。
オーケストラヒットが鳴り響くプログレっぽい曲などなど、巨大で鈍重な戦艦を
操作するゲーム内容によく合った曲達です。
曲数が少ないのが残念ですが。
曲も勿論ですが、その特異なゲーム内容に一度は触れてみることをお薦めします。
