今日は暖かくて過ごし易かった。
毎日こういう気候で願いたいです。
今日はタイヤを換えたり免許の更新に行ったりと、
色々やっておりました。
今日は大英帝国が誇るジャズロックバンド、コロシアムの
2nd、バレンタイン組曲です。
グラハム・ボンド・オーガニゼーションや、ジョン・メイオール・ブルース・ブレイカーズ
に在籍した腕っこきドラマー、ジョン・ハイズマンが結成したグループです。
とにかくこのジョンが手数の多いドラマーで叩く叩く。
千手観音もかくや、といった具合ですね。
他にもデイブ・グリーンスレイド、デイヴ・クレムソンと名だたるメンバーが
名を連ねています。
今で言うスーパースターバンド(エイジアみたい?)の走りでしょうか。
複雑な楽曲群を高い演奏技術で纏め上げるその手腕は、このバンドでなければ
成し遂げられたかどうか。
ジャズとロックを高次元で融合した演奏と楽曲は、今でも語り草になっています。
2007年のチッタでの初来日公演は今でも忘れられません。
さて、このバレンタイン組曲ですが、何といってもオールインストゥルメントによる
大曲であるタイトルチューンは勿論必聴ですが、 グリーンスレイドのオルガンが素敵な
3.バディーズ・ブルースや歪んだファズギターがハードロック的でもある1.ケトル
と、曲毎に強い自己主張が現われており、一筋縄ではいかない聴き応えを提供してくれます。
けれども、このコロシアムも他のスーパースターバンドの例に漏れず、メンバー同士の
激しいエゴのぶつかり合いにより呆気なく消滅してしまうのでした。
機会がありましたら是非。