盆休明け早々に社内での突発的用件の対応で右往左往。
おかげで半日棒に振りましたが、明日も続きます。
今日はこれでも聴きましょうか。
タイトーＦ3システムのベルトスクロールアクション、アラビアンマジックの
サントラ「舞姫」です。
セガにも似たようなタイトルのゲームがあるので紛らわしいですね。
コンポーザーは中山上等兵氏。
氏の作曲する楽曲郡は派手さは無いものの、決して自己主張はし過ぎず、しかし、
ツボを押さえた曲でゲームとの一体感を高めてくれます。
スペースガン然り、ライトブリンガー然り、グリッドシーカー然り。
ズンタタメンバーではOGR氏やTAMAYO氏などが持て囃されていますし、
実際、あの人達は素晴らしい曲を多数生み出しています。
御多聞に漏れず、自分もニンジャウォリアーズとかは大好きですよ。
けれども中山氏やMar氏の曲も決して引けはとらないと自分は思います。
曲の方ですが、ゲームの舞台に沿ったアラビア音階を多用した曲が多目かと思いきや、
ピアノやストリングスを多用した室内楽風の曲が多いですね。
雰囲気的にはライトブリンガーに近いような。
曲のタイトルも望郷、舞姫、詩吟と一部を除いて漢字二文字のタイトルで占められています。
ゲームの方は残念ながらどのロケーションでも早々に姿を消した所ばかりでしたが
少なくとも、こうしてアルバムとして残してもらえただけこのゲームは幸せだと思うのです。
アルバム化もされず、ひっそりと姿を消していった数多くのゲームに比べれば。
これから涼しくなってくる時期に、夜長をするのにぴったりなアルバムです。
それでは。
