穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

サマータイム・ブルース

お天気続きでこのまま春になるのかなぁ、と、漫然と考えていましたが
そうは問屋が卸さない。
夕方から一気に冷え込み雪まで降ってくる始末。
まだ2月だし、そう上手くはことは運びませんね。



今週は就寝前にずっとこれを聴いています。
バッジーの2枚組みライヴ盤、「RADIO SESSIONS 1974&1978」です。



4thアルバム「IN FOR THE KILL」発表前の74年ロンドンでの演奏と、
7thアルバム「IMPECKABLE」発表後の78年ロスでのラジオセッションの2枚組みです。


音質は決して褒められたものではなく、その上、売りであるハイトーンヴォーカルも
喉の荒れの所為か声がガサガサ、おまけに曲によってはマスターの保管状態が悪かったのか
ドロップアウトしている箇所も。



しかし、このこもってダンゴ状になった音の固まりがスピーカーから吐き出されると、
とたんに体中に電流が走ったかのような錯覚が起こります。
このCDの中には数々の悪条件をはね返す、観客と一体となった熱い演奏が封じ込められています。


冒頭のBreadfanから押して押して押し捲る、荒々しい彼等の演奏で幕を開けます。
細かい理屈は不要、ただ、その熱い演奏に身を任せれば。


英国の偉大な、そして、愛すべき永遠のB級バンド。
まだまだ掘り下げれば新しい発見がありそうです。



それでは。