今日は物凄い湿度の高さでおまけに気温は余裕の30℃超え。
事務所に居てもエアコンが使えないので蒸し風呂状態で我慢できない。
とりあえず移動の車中のエアコンで暫しの涼を堪能したのでした。
今日はズドンと骨太なアルバムでも。
ランディ・バックマンが復帰しての84年の再結成第一弾アルバム、
バックマン・ターナー・オーヴァードライヴのタイトルもシンプルにBTOです。
バンドの再結成というと殆どがコケたイメージしかないので余り良い印象はないのですが、
このアルバムに関しては充分成功した部類だと思います。
ワイルドでそれでいて引き締まった演奏は解散前と変わりませんが、楽曲が以前の
彼等からすれば多少ポップになったかな？
とはいえ、安易に軽くなったという訳ではなく、より聴き易くなっています。
解散前の売りでもあったサザンロックのエッセンスは残しつつ、よりメロディーを
強化したり、以前の曲では殆ど聴くことのなかったピアノも積極的に導入してみたりと、
色々と野心的な試みがなされています。
それでも以前と同じくグイグイと押してくるギターのザクザクリフや骨太なリズム隊、
メンバー4人が誰でもヴォーカルをとることで生み出される多彩な楽曲群と、
復活作とは思えないぐらいの充実したアルバムに仕上がっています。
こういう暑い時期だからこそ、こんな風な豪快爽快なロックを聴いて
暑気を吹き飛ばしていきたいです。
それでは。
