穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

サボテン

朝っぱらから事務所内は余裕の30℃超えでしたが、
そんなものは序章に過ぎませんでした。
午後2時くらいから信じられないくらい温度が上がりだし、
何処に居ても凌ぎ切れないほどに。
ニュースを聞いていたら甲府では38℃だったとか。
7月が恐ろしい。



今日はこれを聴いてます。
カクタスのUltra Sonic Boogieです。
昨年出た物ですが値段もこなれてきたので購入しました。



インナーによるとカクタス絶頂期の71年にロング・アイランドのラジオ局のために
録音されたスタジオライヴのようです。
脂の乗り切った時期のライヴですからスタジオ盤とは比べられないくらいテンション高めですね。
ブートのオフィシャル盤なので音質ははっきり言って期待していませんでしたが、
ちゃんとしたライン録音のようで元がブートと考えるとかなりのものです。


このライヴ、行方不明だったテープが近年発見されて、ようやっと発売されたとか。


聴いてみるとまあ、1曲目のEvilからもの凄いテンションでたまげました。
とにかくアピスの地鳴りのようなドラミングに言葉が出ません。
やっぱりボガートとアピスはジェフ・ベックとやらずにこちらの方で正解だったと自分は思うのです。
そのままバニラ・ファッジを続けていても先細りだったかもしれませんし。
ブルーズ、ブギー、ハードロックと思い付くジャンル全てを飲み込み疾走する暴走機関車
奇跡的な4人のケミストリーで生み出された良質なエネルギーの塊、それがカクタス。


以前、オリジナルメンバーであるラスティー・ディーが麻薬取引のトラブルで
射殺されたというニュースを見た際に、RIOTの二代目ヴォーカリスト、レット・フォリスターが
同じように亡くなったことを思い出してしまいました。
こういったトラブルで好きなミュージシャンが他界するのは寂しいものですね。


暫くはヘヴィローテーションになりそうな1枚です。



それでは。