穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

暗黒への曳航

今日はいきなり暖かくなって日中は事務所の窓を開けていました。
北陸では最高気温25℃だったとか。
どうりで蚊も出るわけだ。
もう、11月ですよ、11月。



デコゲーがご無沙汰だったことに気付き、今日はこれを起動。
シューティングアクションのオスカーですね、オスカー。



レッツ、スタート!
そういえば、今思い出してもこのゲームを見た時の自分の第一印象は
決していいものではありませんでした。



グラディウスを模したと思しきそのパワーアップ方式。
何か妙な歩行音でずんぐりむっくりな自機と、目についたマイナスポイントは
数え上げればきりがありませんでした。



その頃の自分はデコゲー若葉マークだった故、当時、次から次へと繰り出されるデコゲー達の
その強烈なアクの強さにはまだよく馴染めていなかったのです。
なので、発売してから1年以上は遠巻きに眺めているだけで決して触ろうとはしませんでした。



まともにやり出したのは上京後。
当時、西武新宿駅前にあったタイトー系のロケが入った5階建てビル。
そこには最新機種は殆ど置いてありませんでしたが、旬を過ぎたが自分の心くすぐるような
ちょっとマニアックな台が沢山置いてあったロケなのです。



1階入り口横には3画面のダライアスIIが置いてあり、螺旋状の階段を上って自分が向かうのは
レトロゲーが多数置いてあった5階でした。
CAL.50、タイムパイロット84、NOVA2001などなど、微妙に新しい(当時でですが)タイトルを交えつつ
タイトーゲー以外も意欲的に置いてくれた魅力的なロケでもありました。
そんな中に混じって置いてあった1台がこのオスカーだったのです。



歌舞伎町という地にありながら、新台が置いてある1階以外はプレイ料金が50円という親切さ。
時間はあっても金が無かった小僧の自分にとって、それがどれだけ有り難かったか。
また、いざやり始めたものの、とっくに旬を過ぎたゲームをプレイする人はなかなか居らず、
参考になるプレイを見れた時には張り付いて見学していたものです。(プレイされていた方は迷惑だったと思いますが)
そんなこんなでやっとの思いでクリアできた時は、そりゃあ嬉しかったですねぇ。



その後もそこが気に入った自分は渋谷会館と並んで毎日通うお気に入りスポットとなったのです。



もう、20年くらい行ってませんがあの妙な造りのビルは今、どうなったのか?
当時、既にかなり老朽化していた建物だったので、とうに壊されて別のビルが建っているとは思いますが
もし、残っているようならこの目でそれを確認したいという思いもあったり無かったり。


今日はオヤジの回顧録でお目汚し失礼しました。


それでは。