穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

羅生門

楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。
名古屋勢が帰り気が付けばもう、月曜日。
気持ちを切り替えていきましょう。



今日はこれ。
G.S.M タイトー4のダライアスIIです。



当時の2大人気ゲーム、ダライアスIIとナイトストライカーを収録した
ゲームミュージックの金字塔的アルバムの一つです。


かくいう自分もご多分に漏れず、あの無茶な難易度にもめげずにシコシコと
プレイする毎日でした。


そんなダライアスIIのBGMですが、筐体からの音を初めて耳にした際の印象は
決して良好とは言えないものでした。


まず、ローファイながら重心の低いスネアの音がお気に入りだった前作と比べ、
自分の苦手なコンコン、カンカンと甲高いハイピッチなスネアの音を聴かせる
今作に、少なからずショックを受けました。(我儘と言われればそれまでなんですが)

せっかく印象的なメロディーもあの、耳障りな甲高いスネアの音が全てを
ブチ壊しているように聴こえたのです。
しかも、面を追う毎にその傾向は強まっていき、最終面付近になるとそれはもう・・・

今でこそ慣れてしまいまともに聴けるようになりましたが、やはり初視聴時のショックは
自分の中で相当大きかったと思われるのです。


そして、ナイトストライカー
ズンタタ=Marさんだった当時の自分には、正にドンピシャなその音に惚れ惚れしたものです。
氏特有のキンキンとしたヒステリックながらも哀愁漂う流麗なメロディー。
同社のフルスロットル譲りの様なローファイな、しかし、腹にズシンとくるドラム。
息をもつかせぬラスボスとのバトルからエンディングまでの曲の流れ。
自分の腕では到底聴くことができなかった曲の数々も、上手い方のプレイを
それこそ張り付くように見学して耳を傾けていたものです。


それぞれ、多少の差はあれ思い入れの深い作品のBGM。
おやすみ時に、ドライブのお供にと今まで欠かさず聴き続けてきた1枚です。
全盛期のタイトーの思いを胸に、これからも聴き続けていくんでしょうね。



それでは。