何か、今週末は猛烈な寒波が来るとか。
世はクリスマスだなんだと浮かれムードかもしれませんが、
こちらは何時でも有事に備えて臨戦態勢です。
堪らず即、開封。
と、いう訳で待ちに待ったNMK謹製の魂のシューティング、
サンダードラゴン2のサントラが到着しました。
やー、本当に長かったです。
メインの曲は2曲のみと、そのゲーム内容同様に大変シンプル。
多い少ないではなく、質で勝負なわけです。
それだけこの曲に対する自信のようなものが感じ取れます。
初プレイ時に曲を耳にして感じたこと。
それは「え?まさか細江さんの曲?」でした。
印象的且つ、胸を打つ哀愁たっぷりなメロディー。
ナムコのアサルトで聴くことができたようなベース音。
小気味よく刻まれるパーカッション。
まんま、ドラスピやオーダイン、メタルホークで聴けるような音色の
曲だったもので、激しく勘違いしてしまった当時。
失礼ながら、当時の自分はコンポーザーである並木氏のことを
よく存じ上げていなかったことから来る勘違いなのでした。
いや、でも本当に細江さんの曲に聴こえたんですよ。
残念ながら自分の中では細江さんの曲はF/A以降、急激にその輝きを失くしてしまうのでした。
少ない音数で如何に印象的なメロディーを聴かせようかと四苦八苦していたであろう
時期のものがやはり、耳にも心にも残っているのです。
なので現在やれることが増えた分、曲が平凡になって周囲に埋もれてしまったというか・・・
もう、結構な間ゲームミュージック界隈で主流になっているチキチキチャカチャカという
安っぽいユーロビート風なリズムやメロディーが、自分は苦手ということも拍車をかけたようです。
そんな訳で作曲者が細江さんではないと気付いてからも、この並木氏の手による曲達には
自分の中で輝いていた頃の細江さんが持つ、強烈な遺伝子というか同類の匂いを感じ取ったのです。
今はサンプリング技術の発達により生音が何不自由なく出せるようになりました。
しかし、フレーズサンプリングでも構わないのでメロディーだけはFM音源で
流して欲しいなどと無茶な要望も未だに自分の根っこにはあるのです。
また無い物ねだりになってしまって暫し反省。
年を重ねるとどうしてもね。
まあ、酔っ払いオヤジのノスタルジーってことで、ひとつご容赦を。
それでは。