こちらは晴れてはいないものの、雪も降らずに穏やかな天気。
しかし、何やら関東では降雪による交通網の混乱があるような。
あちらはちょっと余計に降られると即、アウトなので、仕方ないんでしょうけど。
今日は夕飯を兼ねて外で飲み。
いつもの店は今年初なので気合を入れて飲み食い。
今日はこれを聴いてます。
NWOBHM期にシーンに登場したバンド、エンジェル・ウィッチの1stです。
タイトルも同じ。
とび抜けて歌が上手い訳でもなく、ましてや演奏がイケてる訳でもない。
しかし、NWOBHM期にデビューした多くのバンドがそんな感じでした。
なら、何がセールスポイントかと問われれば、揃って合唱出来るような
キャッチーなメロディーの曲の存在にあります。
彼等の永遠のアンセム、特に1曲目のエンジェル・ウィッチなどがそれに当たります。
終始、ヤケクソ気味にがなり立てるヴォーカル、突っ走りすぎたり
もたったりと安定感に欠けるリズム隊等々、その音像全体から滲み出る
決してA級にはなり得ないだろうB級臭さとでもいいましょうか。
そんなムードに支配されたバンドのように感じます。
まあ、アイアンメイデン等、その後、世界規模で成功を収めた
一部のバンドを除き、この時機のバンドは大抵こんなもんでしたけどね。
そんな玉石混合なバンド群の中からそれぞれ自分に合った物を
探し当てる楽しみもあった訳ですが。
聴いているとHM・HRシーンがまさに爆発寸前だったあの頃が
脳裏に浮かんで胸が熱くなります。
NWOBHMにはまだまだ埋もれたダイヤの原石があるでしょうし、
探究すると果てが無いのはどのジャンルでも一緒なんでしょうけど。
それでは。