昨日、今日と大雪続き。
必然的に国道もノロノロ運転による大渋滞。
行きも帰りも普段の倍以上時間がかかりました。
1日氷点下だったので震えて帰宅。
そこに待っていたのは温かなこれ。
かんずり投入で美味しくいただく。
今日はこれを聴いてます。
今なお多数の支持を得ている91年にタイトーが放ったシューティング、
メタルブラックのフルアレンジアルバム、「メタルブラック ザ・ファースト」です。
退廃的なムードに支配されたゲーム内容、その後のタイトーシューティングバッドエンドの始祖とも
言える、今でも語り草になっているエンディング等を含めたそれは、大ヒットには至りませんでしたが
その反面、決して数は多くありませんが熱狂的なファンを生み出す結果となりました。
曲と演出等がピタリと一致するところなどは当時ロケテスト版をプレイしてみて、オッと感心したものです。
そんな演出や雰囲気を大切にしたシューティングゲームのアレンジアルバムです。
アレンジを手掛けるはコンポーザーのYack.氏自らが。
ジャケットアートはゲームのプロデューサーであった仙波氏の手によるもの。
全体的に透明感と浮遊感に溢れた音作りによるアレンジがされていますね。
あまり原曲イメージから大きく逸脱したアレンジも無いところに好感が持てます。
自分はアレンジに関しては超が付く程保守派なので、あまりはっちゃけたアレンジを
されちゃうと聴く気が激しく失せてしまうものですから。
あ、ワンダーモモみたいなぶっ飛んだアレンジは歓迎ですよ。
ピアノや弦楽器をメインとした静かな曲が多いですね。
自分なんかは就寝時によく聴いています。
また、8曲目のWaste daysがヴォーカルアレンジとなっており、気怠いムードの
ウィスパーヴォイスが曲の雰囲気に非常にマッチしており、このアルバム中での
俺的ベストトラックに推す程です。
メタルブラックのあの、深淵にして静寂な世界観を押し広げて色々な解釈をしながら
聴くのも楽しみ方の一つですね。
それでは。