穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ナッシング・トゥ・フィアー

日没時間も段々と遅くなり夕方でも大分明るくなってまいりました。
春はすぐそこなんて、油断してると最後の
一降りがドカッと来たりする訳なんですが。



今日はこれを聴きます。
ニュー・イングランドのデビューアルバム。
「失われし魂」です。



キッスのポール・スタンレーに見初められ彼等のツアー・サポートにまで
抜擢され、デビューアルバムはそのポール自身がプロデュースという念の入れよう。
79年に発表されたこのアルバムは、当時、アメリカでも盛り上がっていたジャーニーや
スティクス、カンサス等に代表されるアメリカン・プログレハードの範疇で語られる
ことも多かったようです。
ロディアスで適度にプログレ風なその内容で、新人としてはかなり良好な
チャートアクションも見せたそうで。



彼等の曲の特徴といえば、爽やかなコーラスとそれを支えるこれまた爽やかなギター。
しかし、やはり胆は前述したそれらの要素を確実にバックアップ且つ、盛り上げている
メロウで分厚いキーボードの音色に他なりません。
1曲目の「ハロー、ハロー、ハロー」なんて、その最たるものです。



このアルバムを聴く際には、細かい理屈は不要ですね。
彼等が生み出したその素晴らしい楽曲に、ただ、黙って耳を傾ければいいのです。
自分なんかは気が付けば2度3度と、繰り返し視聴している有様ですから。


爽やかでメロウな曲を聴きながら春の訪れを待つ3月のある日なのでした。



それでは。