穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

深夜そして姿なき足跡

今日も暖かい・・・を通り越して、
3月末にしてはちょっと暑過ぎないかい?
外を歩くとちょっと汗ばむくらいの陽気でした。



今日は先日届いたこれを。
熱き熱血漢、大門豊が愛機ザボーガーとともに
悪と戦う特撮番組のリメイク映画、タイトルもそのままに
電人ザボーガー
ついに、よみがえる日本人類の夢!



こちらはサントラ同梱の限定版。
サントラは別売りはしないそうなので、聴きたければ限定版を買わなければならないと・・・
伝統的な正しきボッタクリ商法の姿。



話の大筋はテレビ版と一緒ですが、映画版の一番の違いは
25年後の世界も描かれていること。
なので、大門役も二人いて、映画も第一部と第二部に分かれています。



若大門役は、炎神戦隊ゴーオンジャーにてゴーオンレッドを演じた彼。



暗闇から姿を現す大門とマシーンザボーガー。
そのデザインは現代風に、よりシャープ且つマッシブに。
大門の命令を受け、素早く変形するザボーガー。
シグマとの戦いが始まる!





オリジナル譲りの無茶な変形は、現代のCG技術により更に複雑さを増した。
無茶度もUP、UP!



チェーンパンチ、ブーメランカッター、速射破壊銃のコンボも健在。
実に頼もしい。



大門とザボーガーは相棒であり兄弟。
ときには拳で語り合うことも。



素早く、力強く敵をねじ伏せるザボーガー。
生き生きと躍動するその真紅の鋼に、声も漏らさず画面に釘付けの弟怪獣。



オマケとして、劇場予告のショートムービー詰め合わせも。
適度に脱力且つ、全力で悪ノリしたゆるーい内容で楽しく観れます。





ところどころで悪ノリも見せつつ、基本は原作に忠実な真面目に作られた映画です。
スタッフの原作に対する愛情が画面越しに伝わってくるようです。
何人かの大御所である俳優の怪演もみどころ。
柄本さんの悪之宮博士なんて、そのアクの強さ故、適役と感心することしきりでした。
こういう愛のある特撮リメイクなら大歓迎なんですが。
リメイク作において、名前だけの有名人起用とか、その監督自身の行き過ぎた俺イズムは
却って作品を貶めるだけだと思っているクチですので。


繰り返し楽しみたくなる良作でした。



それでは。