穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

行きさきのない列車

強風は未だ収まらず。
昨日に引き続き今日も災害復旧にあたりました。
やれどもやれども次の現場が。
強風よ、早く収まれ。



今日はこれを。
カイパのギタリストであったロイネ・ストルトが結成したバンド、
フラワー・キングスの2nd、「バック・イン・ザ・ワールド・オヴ・アドヴェンチャー」です。



前作ではソロのような体裁でしたが、この2ndではちゃんとしたバンドサウンド
自分はプログレとカテゴライズしましたが、リーダーのロイネが標榜するのはあくまで
ロディアスなシンフォニック・ロックとのこと。
1曲目、「ワールド・オヴ・アドヴェンチャー」は透明感を伴う
穏やかなシンセフレーズから始まり一転、鋭いギターが斬り込んでくるところで
本格的に曲が始動し始めます。


リズムチェンジを交えながら目まぐるしく展開してゆく中、ふっと聴こえてくる
アコギのたおやかな調べに耳を捉えられ傾注してしまうこともしばしば。
とにかく聴いていて気持ちが良い。
ペンドラゴンとかキャメルなどの、まさにあの系統の音です。


そして、アルバム6曲目のキラーチューン、「英雄のテーマ」
インナーの解説にもある通り、アルバムの流れを無視してでも
1番最初に聴いて欲しくなる。
まさに、そんな曲だとも思います。
3〜4部構成のインスト曲なんですが、聴く度に新しい発見があり
その新しい発見を再度確認するために聴き直しては溜息を漏らしたりと
んー、語彙が少なく上手い表現が見当たらないのが口惜しいですが、
この素晴らしさはちょっと口では説明しづらいです。


プログレ・シンフォ系を嗜む方には是非聴いて欲しい1枚でもあります。



それでは。