今日は金環日食だとか。
いつものトンネルを抜けたら日は当たるのに妙に薄暗く、ちょっとビックリ。
会社に着いたら溶接用の面を貸してもらい、三人並んで
観察していたら道行くオバチャンがこっちを見て「ひゃあ」とか悲鳴を。
日食見てただけだろうに。
今日はこれを。
ドイツ産のハードロック、ヘヴィ・メタルバンド
サンダーヘッドがアメリカ人ヴォーカリストのテッド・ブレットを迎えて
93年に発表した起死回生の一発、「キリング・ウィズ・スタイル」です。
ドイツ産のバンドというと真っ先にハロウィンをはじめとするジャーマンメタル勢が
思い出されますが、このバンドはどちらかと言うとキャッチーさとノリの良さを売りにした
アメリカンバンドの系統。
アメリカ人ヴォーカリストのテッドの声質が適度に埃っぽく、また、吐き捨て型のワイルドな
歌唱でその突進力はかなりのもの。
1曲目の「ヤング・アンド・ユースレス」からして既に爆発&暴発気味の凄まじいエネルギー。
全編こんなゴリ押しが続くのかと思いきや、間にバラードを挟んだりして緩急をつけるのも忘れない。
テッドのヴォカールも時折デイヴィッド・カヴァデールみたいに聴こえることもあり、
聴いているとハッとさせられるなんてことも。
とにかく聴いていて気持ちが良いです。
メタル、ハードロックのアルバムは斯くあるべしのお手本のようなアルバム。
キャッチーなリフやメロディーを聴いていると随分とアメリカナイズされた音だなあと感じますが、
時折顔を覗かせる哀愁のメロディーを聴くと、ああ、やはり彼等もドイツ産のバンドなんだと
納得することしきりです。
晴れた日にひたすら車をぶっ飛ばす際に最適な一枚でもあります。
あ、シューティングなんかにも結構合うかも。
それでは。