穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

メタルヘッド

湿度も上昇して蒸し暑い1日。
嫌な季節が近づいてまいりました。



今日はこれを。
サクソンの2枚組ライヴ盤、「Heavy Metal Thunder-Live-Eagles Over Wacken」



2009年のドイツはヴァッケンでのライヴ。
収録曲の方はというと、長い活動期間は伊達ではなく、近作から過去のクラシックナンバーまで
万遍なく演奏されていてファンには嬉しい限り。
観客とのコール&レスポンスも抜群で、メンバー共々、心底ライヴを
楽しんでいるのが手に取るように分かります。



また、音質が良いのもこのアルバムの特徴でしょうか。
今までのライヴアルバムと比べると、今作の出来の良さを再確認させられること必至です。
音の分離や奥行きがよく分かる仕上がりになっていますね。
んー、ここ何年かで出たライヴ盤と比べても抜群に音が良いぞ。


それと、特に自分が好きな曲が多めに収録されているのがまた堪りません。
「DOGS OF WAR」「FOEVER FREE」「SOLID BALL OF ROCK」などなど
低迷期の名曲もセレクトされているのが解ってるなあと。
あ、勿論「747」や「HEAVY METAL THUNDER」なんかの過去の名曲もバッチリです。
終始、高いテンションでの演奏と、鳴り止まぬ拍手と歓声。
魂込めた伝統的なブリティッシュヘヴィメタル、ハードロックを
ただひたすらに観客に叩きつける。
そこに存在するのはバンドと観客による純粋なエネルギーの塊。
ライヴアルバム斯くあるべしという見本のような素晴らしいアルバムです。



オリジナルメンバーはビフとポールの二人だけになってしまいましたが、
上手く世代交代を交えつつ、過去とはまた違ったエネルギッシュな演奏で
楽しませてくれるのがまた嬉しいところ。



こういう好盤を引き当てる度に、ああ、CD聴き漁りは止められないわなーと。



それでは。