多少の雨は降るものの、穏やかで非常に秋らしい1日。
条件のいい内に少しでも仕事を進めておくのがコツ。
今日は会社帰りにこれを買ってきました。
物作りの妙な職人たちが住む妙な島の日常を描いた妙な漫画。
「ものものじま」の3巻です。
このお話もいよいよこの3巻で最後。
島を脱走する者、呑気にゲートボール大会に興ずる者、
それぞれの職人達のそれぞれの時間が過ぎていき、
お話はゆっくりと最終回に向かって進んで行きます。
そして、10年後の島の様子を描いてお話は幕となるのでした。
不思議な島に住む不思議な職人達の物語。
ただ、その見た目がちょっと変わっているだけで日々の暮らしは
自分達が過ごすそれと大差あるものではありません。
そして、何が一番驚いたって、主人公の妹である不思議ちゃんのチコが・・・
主人公である兄が家業を継がなかったため、その妹である彼女が家業を継いで
小間使い屋になっていたことでしょうか。
その溢れんばかりの色気とともに。
こりゃ、びっくりだ。
こぢんまりとしたお話ですが上手い具合に纏まっていて
ノホホンとした読後感に支配されました。
この方の漫画は他社の「とろける鉄工所」とか、その味のある作風と相まって
非常に好印象なため、機会がありましたら是非。
それでは。
