忙しかった連休も明け、今日からまた仕事。
夕方には俄かに荒れだして雪でも降るんじゃないかという勢いで。
今日はこれを聴いてます。
セガ・システム24の2タイトルをカップリングしたサントラ
「クラックダウン・ゲイングランド」です。
システム24のゲームといえば、その高い解像度を生かした
非常に細かいグラフィックやキャラクターのゲームが売り。
このサントラに収録されている2タイトルもその緻密なキャラクターを生かした
じっくりと腰を据えてプレイする戦略型のアクションゲーム。
さて、そんなゲームの曲ですがシンプルなリズムとメロディーが特徴的な
しかし、なかなか聴かせる曲ばかりです。
クラックダウンはジャズやフュージョンの要素も盛り込んだ
非常に洗練された曲が特徴。
軽快なテンポの中にもゲーム中のシビアな緊張感を感じさせる
そんな上手い構成となっています。
ゲイングランドは各ステージの雰囲気に合わせた非常にメロデイアスな
曲を聴かせてくれます。
ただ、どちらも曲の数自体は多くありません。
そして、これらのゲームで特筆すべきがそのスネアの音色。
スカンスカンとこの頃のセガ特有の非常に耳を捉える音です。
普段の自分は軽いスネアの音は敬遠気味なんですけど、
これらのスネアは、ファンタジーゾーン等で聞くことのできた
あの独特なタムの音と相まって、唯一無二な存在となっています。
この頃のセガゲーに見られる非常に凝った跳ねるようなリズムを
主軸とした個性的な曲を聴かせてくれます。
システム基板としてはまずまずのタイトル数を誇り
一応、成功した部類に入るのではないでしょうか?
初冬の深夜にそのリズムを口ずさみながら。
それでは。