今日は快晴。
家の中にいればそうでもないけど、陽にあたると汗ばむほどで。
出かけたついでに花も買う。
そんな中、延び延びになっていたタイヤ交換をやっと行い、ついでに洗車。
きっちりやったので既に汗だく。
はい、今日はこれ。
北欧出身のメロデイアスなハードロックバンド
スネイク・チャーマーの1st、「SMOKE AND MIRRORS」です。
最近出た同名バンドとは別物ですので。
このバンド、パー・スタディンに、アンダースとイェンスのヨハンソン兄弟という、
元シルヴァー・マウンテンのメンバーが3人も在籍しています。
そこにヴォーカルのピート・サンドベリが加わって
このラインナップが固まったようです。
元、シルヴァー・マウンテンとのことだからさぞ、北欧バンドらしい
哀愁タップリなメロディーを聴かせてくれるだろうと思いがちですが
聴いてみるとその予想はいい意味で裏切られることになります。
このアルバムで聴けるのは、あくまで爽やかなメロディーを主体とした
キーボードも効果的に盛り込んだアメリカン・スタイルの良質なハードロック。
パー・スタディンの手による曲達はシルヴァー・マウンテン時代の
哀愁さを殆ど感じさせないものの、そのメロディーの質が高いところは流石。
また、ヴォーカリストのピート・サンドベリの声質が若い頃の
ブライアン・アダムスの声をより細く、よりハイトーン寄りになった
非常に自分好みの声質なところも高評価のポイントです。
ああ、俺は本当にハスキーなハイトーン・ヴォイスに弱いんだなあと再認識した次第です。
バンドはこれより数年後にメンバーをかえ、アルバムを1枚リリースしますが
その後、ぷっつりと活動の報が聞こえなくなったところを見るに、
どうやらパーマネントなバンドにはならなかったようで残念です。
アルバム最後にビートルズの「ELEANOR RIGBY」のカヴァーが収録されていますが、
ギターをバリバリ挿入しつつ、それでいて繊細且つ重厚な、なかなか面白い
アレンジで聴かせてくれますのでアルバム最後の締めには丁度いいのかも。
なんてことを考えつつ、久方びりに耳を傾けるアルバムの楽しさよ。
それでは。