穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

再殺部隊

暑いので避暑と弟怪獣の子守りを兼ねて近所の山をグルグル。



山を眺めてみると山頂は雲隠れ。
まだまだ雪も残っています。



夜は怪獣共を連れてほたる祭り。
案の定、ほたるそっちのけで食い気に走りました。



今日はこれですよ。
またまた登場のフィリー・ソウルの代表選手、スピナーズの2nd
「2nd Time Around」です。



2ndアルバムにしてモータウン時代最後のアルバム。
しかし、アルバム冒頭を飾る「It's A Shame」がメガヒットを記録し
未だに彼等のキャリアの中で1番売れた曲になっているそうで。
その後、サンプリングの元ネタや数々のカバーバージョンで
広く知られる1曲となりました。
作曲のスティーヴィー・ワンダーも商業曲のプロデュースでは
この曲が初の大ヒットだったんだとか。



冒頭での特徴的なギターの爪弾き、続くドラムに素晴らしいヴォーカル。
そして何より耳を惹くのがこのよく歌うベースなのです。
ベースなのでいつものリズム楽器と思って聴いていると、存外よく歌う
そのベースラインに舌を巻きます。
なんかもう一般にイメージするベースじゃないみたいで。



残念ながらヴォーカリストのG.C.キャメロンはこのアルバムを最後に
グループを去ってしまいます。
「It's A Shame」での彼の優しい歌声がその寂しさを増幅させますね。
ほんの僅かですが。



酒を飲みつつ、フィリー・ソウル
ささやかながら贅沢なひとときなのです。




それでは。