穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

あんたは豚だ

10月とは思えないような暑さ。
地元でも30℃を超え、10月に入ってからの真夏日
観測史上初だったとかなんとか。
道理で暑いわけでした。



さて、そんな暑さに対抗するため今日はこれを。
カナダ出身のパワフル・ハードロック・トリオ、
トライアンフが77年に発表した2nd「ROCK&ROLL MACHINE」です。



デビュー初期のこの頃は所謂プログレハードと呼ばれるジャンルの曲を
演奏していたようですね。
この系統では同じくカナダのラッシュが先達として有名ですが
彼等との違いは、こちらの方がよりストレートなハードロックを
信条としているところでしょうか。



次作でブレイクするのですがそれと比べると曲の充実度も
まだまだといったところかもしれません。
しかし、聴きやすいキャッチーなメロディーを配しつつ、
勢いに任せて突っ走るこの荒々しさは、この頃の彼らならではのものだと感じます。
そして、なんといっても一番のウリであろう曲は、アルバム最後に鎮座した
タイトルトラックでもある「ROCK&ROLL MACHINE」でしょう。



リック・エメットではなく、ギル・ムーアがヴォーカルをとるこの曲は
ギルがとにかく勢いにまかせてシャウトしまくるノリ重視のスピードナンバー。
なんとなくシン・リジィの「COLD SWEAT」なんかも思い出してみたりと。
途中にリック・エメットが弾き倒すちょっと冗長なギターソロを挟みますが
この頃のバンドは皆、こんな感じだったので特に気になりません。



熱いノリのハードロック・ナンバーで昼間のジメジメの不快感も吹き飛びました。
後は何かシューティングでもやって寝ようかな。




それでは。