穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

瓶づめの胎児

なんでもメガドライブが生誕25周年なんだとか。
発売日に期待に胸ふくらませて買ったあの日から25年。
俺の漆黒の愛機は2代目だけど、それでももう20年選手。
これからも現役で遊ばせてもらいますので。



さあ、今日はメガドラで遊ぶぞ!
早速セットだ。
メガドラには良質なシューティングも多いですが今日はアクションな気分。
まずはメガドラ晩期の良作洋ゲー、コミックスゾーン



メガドラ末期に発売されたソフトだけありゲームシステム、グラフィックともに
かなり練り込まれており、その特異性と相まって一種独特な世界を展開しています。



これを購入した初日、自分の描いた漫画の世界で戦うという
今までありそうで無かったその唯一無二で独創的な設定に一発でやられてしまい
朝までやり込んだのも今となってはいい思い出。
また、画面内を破いてアイテムを見つけたり、シーンの切り替えはコマからコマへの
移動と、そのセンスの良いアイデアと演出に痺れっ放し。
そんなわけで洋ゲーの底知れない凄みと奥深さを再認識させられた1本でもあるのです。
こういう作品こそ日本から出て欲しかったと半ば嫉妬に近い感情を抱きながら。



いや本当、どのハードでもそうなんでしょうけど、ハード末期になると
その持てる技術の粋を集めたとんでもないソフトが出てくるもんだと
痛感した次第です。



さて、お次。
NCSから出ていたアクションゲーム魔物ハンター妖子です。



オーソドックスな作りのアクションかと思いきや、これも攻撃と防御を兼ねた
主人公の周りに展開されるリングの扱い方次第で難しくも楽にもなるという玄人仕様。



しかしこのゲーム、キーコンフィグや難易度選択といったお馴染みの
オプション設定が存在しません。
見た目はナンパなのに作りはオッソロシイ程ド硬派。
体力制なのに落下による一発死などがそこここに点在するため、あまりアクションが
得意でない人がキャラ目当てで買うと間違いなく大火傷必至な高難度。



また、当時のメサイヤブランドらしくビジュアルを売りにしていますが
それを楽しむ以前にこの高難度が容赦なく牙を剥きます。
曲やキャラの滑らかな動きなど見どころが多いだけにこの難易度で
随分損をしているように感じました。
その突き放したような素っ気無さは洋ゲーのそれにかなり近いものがあるように感じます。



面クリア毎にちょっとしたビジュアルが挿入されるんですけど
それを拝むまでがまた一苦労。
いやー、メディアミックスなのでPCエンジンにも出ていましたが
あちらはアドベンチャー形式だったのでやっていればいつかは終わるんでしょうけど、
こちらは前記の通りの一筋縄ではいかないアクションゲー。
下手すりゃ1面で全滅もありうるほどの意地の悪さ。
コンティニュー使用とはいえ、ああ、当時の自分はよくこんなもんクリアできたなあと、
感心することしきりでした。



以上、つらつらと思うところを書き散らしてみました。
以前ほど稼働はさせていませんが、まだまだこの先
長い付き合いになりそうなメガドライブ
今まで有難う、そして、これからも宜しくということでひとつ。




それでは。