穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

はぐれ星爆破命令

今日も1日雨模様。
気温の方も昨日より更に低く、5℃前後を行ったり来たりと。
んん、これじゃあ花見会場の屋台のオッチャン達は
商売あがったりでしょうねえ。



帰宅したら弟怪獣から「父ちゃんにおみやげ」と告げられ、
こんな物を賜った。
ほー、コップのふち子さんとかいうヤツの艦これ版?
中身は開けてのお楽しみですか。



加賀でした。
早速、箱の淵にイーン。
何でわざわざこれを買ってきたのかは謎ですが、
有り難く頂戴しておきましょう。



週末、CCRの「SUSIE Q」を突如聴きたくなり、いてもたっても
いられなくなったのですが、なんとウチにはCCRの音源は皆無。
困った時の密林さん頼みで彼等の1stを発注。
注文当日に発送で翌日には到着という、おそらく今までで最速の
対応をしていただき無事、入手することができました。



というわけで今日のBGMはクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
略してC.C.Rが68年に発表した1st「Creedence Clearwater Revival」



西海岸出身ながら強烈に土の匂いを感じさせる南部スタイルの
ロックをプレイした一風変わったバンド。
CCRといえば一番有名なのは「Have You Ever Seen the Rain?
(雨を見たかい?)」なのでしょうが、この1stの頃は
よりソリッドで泥臭い、いかにも南部男が奏でるといった体の
スワンプ、及びカントリーロックをプレイしていました。



メロウなギターに乗せてジョン・フォガティが歌う1曲目
「I Put a Spell on You」で聴かせる情感のこもった熱い
ヴォーカルとガッチリとした太い演奏を聴けば、すぐに彼等が
只者ではないという事実に気付かされます。
一心不乱に掻き鳴らされる火を噴くようなジョンのギターは
一種ハードロック的でもあり、気が付くと耳を囚われている始末で。



そして俺がこのアルバムで一番好きな曲、3曲目の「SUSIE Q」。
初期のストーンズもカバーしていたこの曲ですが、淡々と反復する
リフに跳ねるリズムが印象的。
このアルバムが出た当時はロックというものが多様化し、
より複雑化していった過渡期なのでしょうがこのアルバムを聴けば
そういった面倒なしがらみに囚われない、そんな自由な空気を
感じさせる曲と演奏がこちらを楽しませてくれるのです。



隙間の多い音作りですが音の一つ一つは太く、しっかりとしたもので
そのブルーズ・フィーリングと相まって、意外なほどの厚みを持って
こちらの耳に訴えかけてきます。
もう、「ああ、ロックが好きでよかった」と、シンプルに楽しめる
曲の数々がここには存在しています。



アルバムラストのボーナストラック「SUSIE Q」での10分超の
ライヴ音源を聴きつつ、埃っぽいであろう南部の風を想像しながら
楽しむのでした。











それでは。