穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

美しきチャレンジャー

雨の影響でしょうか、肌寒い中にも僅かな蒸し暑さのようなものを
感じた1日でした。



今日はこれを読みました。
別冊漫画ゴラクで連載後、ウェブ版のゴラクエッグに移籍し
引き続き連載中の岡村星著「ラブラブエイリアン」の2巻です。



キッツイ会話を交わしつつ、アラサー女子共と居候の宇宙人達が
繰り広げる日常という名の非日常。
作者が女性であるためか、野郎が読むと目を覆いたくなるような
エグく且つ、現実的な会話の応酬がこの作品のキモ。
タイトルにエイリアンとありますが、居候である宇宙人2人は
どちらかというと狂言回し的役割を担っているようです。
別冊ゴラクでの連載時も興味深く読んでいましたが、1巻発売後、
連載は続けど2巻の発売告知は待てど暮らせど届くこともなく。



そして待つこと2〜3年、出ないと思っていた2巻がここに来て
まさかの発売と相成りました。
これが売れれば3巻の話もあるそうなので、是非売れて欲しいところです。



はい、今日のBGMはこれ。
CCRが70年に発表した5th「COSMO'S FACTORY」です。



ベストアルバムかと勘違いしそうなぐらいヒット曲満載な1枚。
恐ろしいまでの個々の曲の完成度と全体の統一感。
間違いなく彼等のキャリアの中でも最高潮な時期の1枚だろうと
自分なんかは勝手に思い込んでいます。
しかし、こんなクオリティの曲達を次から次へと生み出す
ジョン・フォガティの才能恐るべし。
それ故にその後、その一人だけ突出した才能のために
他メンバー達との距離感と、それに伴う要らぬ軋轢に悩まされる
ことになろうとは・・・



ヒット曲満載のこのアルバムですが、その中でもマーヴィン・ゲイ
カバー曲「I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE(悲しいうわさ)」が
一番のお気に入り。
原曲の持つ雰囲気を活かしつつ、上手い具合に彼等流のアレンジに
昇華している手腕は見事です。



この頃の他バンドはサイケデリック・ロックプログレ等の影響なのか
音に厚みや広がりを持たせることに腐心していたようですが、
CCRは安易にそれらに倣うことを由とせず、寧ろ、より贅肉を
削ぎ落としたソリッドな音へと昇華していったように感じます。
なので、その音は「厚い」というよりも一音一音が「太い」んですね。



最近はメタルやハードロック方面から少々離れて、クラシックロックを
集中的に聴き込みつつ、楽しんでいるのでした。
音楽聴くのは楽しいなあ。









それでは。