穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

約束の炎

久しぶりに平岩方面の現場。
そこで大糸線では珍しい重連運転に遭遇したので1枚。



蓮華温泉方面へのゲートは未だ閉じたまま。
話によると前年以上の積雪で、7月上旬でも開通できるかどうかとのこと。



食後にデザート。
焼けたチーズケーキに即席ホイップクリームと煮詰めたジャムを。
いただきます。



はい、今日はこれ。
エアロスミスの第一次黄金期のライヴアルバム。
78年発表の「LIVE! BOOTLEG」です。



5th「DRAW THE LINE」が世に出た翌年に発表された彼らにとって
初のライヴアルバム。
音源は77〜78年の各公演からの寄せ集めですが、その内容の
密度はかなりのもの。
ギターの多少のミストーンや、平気ではずすスティーブン等々、
「ミス?それがどうした」とでも言わんばかりのノリ重視の
アッツーイ1枚。(CD盤のお話。LP時代は2枚組)
現在でも演奏されている彼等のヒット曲が満載なのは勿論ですが、
カバー曲も充実しているところが個人的に嬉しいところ。
ビートルズの「COME TOGETHER」の、原曲を更にヘヴィにしたものも
なかなかですが、一推しはジェームズ・ブラウンのカバーである
「MOTHER POPCORN」での想像以上にクロっぽいグルーヴ。
カバーが数多く存在するこの曲ですが、白人で、しかも
ハードロックバンドでこのノリを醸し出せる存在というのは
そうザラには居ないと思うのです。



ただ、ノリと熱さはかなりのものがあるこのライヴ盤ですが、
音の方はというと決して褒められたものではありません。
前述のようなミス等が散見される上に、音のバランスも
ギターが奥に引っ込み過ぎたり、ベースが前に出過ぎていたりと
各々バラバラだったりで、なかなかラフな仕上がり。
その後のメンバーのコメントで、あれはわざと直さずに
そのままで出した物なんだという事実に、ライヴの熱気や
生々しさを削ぎたくないという彼等なりの拘りの結果なんだろうと
受け止めています。



ライヴアルバムを聴けばそのバンドの実力や本質がよく判ると
いいますが、これもまさにそんな1枚。
エアロスミスに高度なテクニック的なものはファンも
求めていないでしょうし、ライヴの生々しさという点については
これはこれで充分に完成度の高い1枚だと思うのです。



音量上げれば更に臨場感が増すこと請け合いなライヴ音源なのでした。











それでは。