穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

父の背中

映画を1本観ました。
1969年公開の「レマゲン鉄橋」です。



1945年の第二次大戦末期、敗走を続けるドイツ軍と
それを追い続けるアメリカ軍。
ライン川に架かる最後の橋、タイトルでもあるレマゲン鉄橋の爆破を
命令されたドイツ軍のブロック将軍だが、対岸にはまだ
自軍の兵75000人が・・・
兵を無事に渡河させようとギリギリまで爆破を遅らせようと試みる
ドイツ軍と、そこを爆破すべくライン川沿いに陣を張るアメリカ軍との
攻防を描いた映画です。



両軍どちらかを依怙贔屓するでもなく、淡々としたその描写は
派手なドンパチを期待し過ぎると肩透かしを食らうかもしれませんが、
両軍それぞれの人間達を丁寧に描いた人間ドラマとなっています。
けれども俺が個人的に陰の主役だと勝手に思っているのが
アメリカ戦車のM24チャーフィー。
冒頭、河川沿いを高速で移動しながらの対岸への行進間射撃は
そのスピード感と迫力でなかなかのもの。



他にも横にズラリと一列に並んでの一斉砲撃でロックンロール!とか。



対するドイツ軍も88㎜高射砲等で対抗しますが、如何せん、
多勢に無勢で旗色が悪い。



とにかくチャーフィーさんがよく働きます。
街中を索敵したり。



敵兵をものともせずバリケードを乗り越えたり。



敵陣を突破するため塀をぶち抜いて現場に駆けつけたりと、
まあ、よく働くこと働くこと。
今だとこれだけ大量に実物の戦車を撮影で動かすとなると
なかなか難しいんでしょうね。



舞台でもあるレマゲン鉄橋も爆撃、砲撃、爆破と、もう、
これでもかってくらいの目に遭っていますね。



ジョージ・シーガル、ベン・ギャザラ等の渋い名バイプレイヤー達の好演も
映画により一層の深みを持たせています。



たまに観返すとまた新しい発見があったりして、作品への愛着も
更に深まったりするから面白い。



さて、待ち焦がれた1枚が遂に。
データイースト社のサウンドスタッフが結成したゲーマデリックが
復活してから暫く経ちますが、漸く待望のフルアレンジアルバムの
登場と相成りました。
あのシューティングゲームが、あのアクションゲームが、
是非アレンジで聴きいてみたかったあの曲この曲のアレンジが
この1枚の中に。



感想はまた後日にでも。














それでは。