穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

心からの言葉

仕事から帰って来て、なんとなく始めたテスト配信で
曲をぼんやりと聴き続けていました。
ラインで入力しているため音はそれなりでも、やはり、なんというか
音が薄いように感じます。
これは変換時に圧縮されている影響もあるので、仕方がないといえば
仕方がないのでしょうけど。



試しに生録りをしてみました。
オーディオアンプを通してスピーカーから出た音をそのまま録音した
何の変哲もないものです。
曲はハイパーデュエルよりファンに絶大な人気を誇る「BLACK RAIN」



ちゃんとした録音機材は無いので、デジカメの録画機能を使用した
簡素なものになっています。
個々の音の粒立ちや解像度といったものはライン入力での配信に
比べると遥かに劣りますが、生々しさや空気感といった、所謂ライヴ感は
それなりに出ていると思うのです。
音が一つの塊となって吐き出されている様は、それなりに伝わるかなあと。
デジカメの録画機能、特に音声部分に関しては、なかなか侮れないなと
感じた次第です。



はい、今日のBGMはこれ。
プログレ・ハードロックバンド、プロフェットが91年に発表した3rd
「RECYCLED」です。
これは90年代にアルファレコードより再発された物の中の1枚。



1st、2ndで聴かせたような、太いキーボード音を軸に据えた
洗練されたサウンドは少々なりを潜め、よりアグレッシブな
メタル方面へと舵を切ったような音作り。
この頃はディーン・ファザーノもテッド・ポーリーもバンドには不在で
残っていたオリジナルメンバーは、後にNUCLEAR ASSAULTで名を成す
スコット・メタクサスと出戻りのジョー・ズイコフスキーのみ。



そんな中にセカンドギタリストとして参加したのがT.T.クイックや
あのザック・ワイルドのギターの先生として知られている
デイヴ・ディピエトロだったりするのが面白いですね。
1曲目「RESUTLESS HUNGER」や、6曲目「RUN WITH THE PACK」
8曲目「BRIGHTEST STAR」のようなスピーディーで勢いのある
メタルナンバーを聴かされちゃあ、メタル者としての血の沸騰を
抑えられるわけもなく、終始ニヤニヤ状態で。
特に8曲目「BRIGHTEST STAR」の疾走感と哀愁度が抜群で
このアルバムでのお気に入りの1曲です。



抑え気味とはいえ、ほんのり香るプログレ臭も健在ですが、それよりも
やはり感じることは以前と比べて増したメタル要素とブルーズ臭。
以前ほどキーボードが前に出ていない影響もあるのでしょうが
ブルージーで普遍的なハードロックやメタルの良曲ばかりで。



また、今作はインディー・レーベルからのリリースのため、
恐ろしく安い製作費という割には1stに比べれば遥かにマシな
プロダクションで俺なんかは特に不満も無いんですが。



90年代に盛んに再発されたこの手の音源も、再度リマスター盤で
入手したいという想いもありますが、最近のレコード会社の
台所事情を考慮するとなかなか厳しいものがあるのかなあと。



また、こういう素敵なアルバムの再発を願いつつ・・・















それでは。