穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

少年宇宙人

ぐずついたはっきりとしないお天気が続きますが、朝晩の冷え込みは
確実に秋の訪れを告げているようです。



荒れるにまかせた空き家。
毎年の積雪ダメージによりその荒廃度は加速するばかりで。
主が去った後の家屋は想像以上に荒れるのが早い。



夕飯はカレー。
大好物とはいえ、昔ほどは量を食べられなくなりました。



さて、6が出る前に少しでも進めておかないと。
ということでFORZA5を起動。
モダンスポーツコンパクトのボーナスイベントを消化しようと
始めてみましたが、これ、本戦より数が多いんじゃあ・・・



今回はミシュランペイントのメルセデスA45 AMGを投入したんですけど、
こいつがまあ、トップスピードや加速はいいがとにかく曲がらないという
なかなかクセの強い車種みたいで。




そんなジャジャ馬を捻じ伏せつつなんとか全イベント終了。
これでもまだカテゴリを1つ消化しただけだというんだから
なかなか先が思いやられます。



はい、きょうのBGMはこれで。
先日のアート・オブ・ノイズと同様、ZTTレーベル所属でドイツ出身の
4人組プロパガンダが85年に唯一残したアルバム「A SECRET WISH +4」です。



プロパガンダなんて、なんとも挑発的な名前を冠するグループの
音はといえば当時、台頭し出したシンセやサンプリングを駆使し
少々プログレの匂いも感じさせるニューウェイブといった体裁。
ニューウェイブとはいえ、サンプリングした金属音等をリズムに
使用した重々しいベースラインなぞ一部、ハードロック的要素も
イメージさせられたりで。
ここ日本でもシングルカットされた何曲かが人気がありました。
俺は8曲目の「Dr.MABUSE」をFMで耳にしたのが彼等との初邂逅でしたが、
その重々しくしんと冷えた鋼鉄を想起させるような音や曲調に
勝手に工業国ドイツのイメージを重ねたりしていましたが、
4曲目にある「DUEL(不思議の国のデュエル)」なんかを聴くと、
その欧州の田園風景を想わせるのどかで柔らかな曲調に一発で
やられてしまい、ヘヴィローテーションの1曲へと昇格した
曲でもあったことを今更ながらに思い出しました。
また、ヴォーカルの1人、クラウディア嬢のどこか煮え切れず
醒めたような歌唱もいい効果を生み出していると感じます。



全体的にダークで硬質なイメージに支配されたアルバムではありますが
1曲目の「DREAM WITIN A DREAM」ではエドガー・アラン・ポー
詞の一部を引用しつつ曲中で朗読するというなかなか挑戦的な
試みもあるかと思えば、「DUEL」で聴かせるようなとびきりポップで
メランコリックな曲もあったりと、ただのロック/ポップスには
収まりたくないという彼等の気概の様なものをアルバムから
感じ取れるのでした。



デジタル技術を導入し出した過渡期に産み落とされたアルバムでも
あるこの1枚。
鈍色の空が覆い尽くす幻想的なイメージに深く浸りたい際には
重宝する1枚なのでした。











それでは。