穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

石の神話

劇場版ガルパンで継続高校が活躍した影響なのか全国的に品薄、
高騰化が進むタミヤのBT-42。
タミヤからの再販も来春だそうで今しばらくは品薄が続きそうです。
そして、俺はといえば幸運なことに適価で1個確保できました。



早速、中身を確認。
塗装参考用に実物の写真が添付されていますね。
鹵獲したソ連のBT-7に無理矢理取り付けたようなゴツイ砲塔がウリ。
色合いは劇場版の継続高校車両のイメージに近いです。



時代背景等が記載された詳しい解説書もついています。
流石、タミヤ
このへんは抜かりはありません。



エッチングパーツ同梱でディテールアップも確実に。



あとは継続高校のデカールさえあれば・・・



はい、今日のサクソンはこれ。
91年発表の10作目「SOLI DBALL OF ROCK」です。
こちらはテイチクの国内盤。



メジャーのEMIからヴァージン傘下のドイツCBHレコードへと
移籍しての第一弾。
それに合わせてプロダクションも以前より多少チープになりましたが
どっこい、そこは曲の良さでカバーするのがサクソン流。
逆に音の荒々しさが増し、よりメタル然とした仕上がりになったぐらいで。
1曲目、タイトルトラックでもある「SOLI DBALL OF ROCK」
ベース音と息遣いのリズムで幕を開け、そこに段々と絡んでくる
ドラムとギター。
ザクザクとコードを刻むヘヴィなギターに合わせて進むミドルテンポの
1曲目は、さながら地響きを上げて突き進む重戦車の様なイカす1曲。
続く2曲目「ALTER OF THE GODS」は、一転してハイテンポなリズムで
突き進むメタリックなスピードナンバー。



かと思えば3曲目の「REQUIEM(WE WILL REMEMBER)」などは
前作に収録されていそうなキャッチーなハードロックの好曲と、
今作では硬軟のバランスが良好な上にどの曲も必ずどこか聴かせ
どころがあるフックを備えた曲ばかりでこちらを飽きさせません。
サクソン初心者の方にも安心してお薦めすることができる
ヘヴィメタル/ハードロックの好盤。
その甲斐あってかこのアルバムを機にドイツを含むヨーロッパ方面で
再び人気を盛り返し始めるのだから世の中捨てたもんじゃありません。



今作含めCBHレコードとは暫く長い付き合いになるのですが、
どれも一定水準を満たした高品質なアルバムばかりで、どのアルバムも
当時はヘヴィローテーションで楽しませてもらいました。
ドイツといえば職人気質なイメージがありますが、こうした初心に
立ち返った誠実な曲作りにCBHレコードのスタッフも心動かされた
のかもしれませんね。











それでは。