穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

セカンド・コンタクト

今日は弁当が無いので昼は馴染みの食堂へ。



海苔にナルトにほうれん草。
滋味深い食堂ラーメンはひと時の安らぎ。



夕飯食べてからはこれを見ていました。
アメリカン・ハードロックの一つの完成形とも言われたカクタス。
元バニラ・ファッジのリズム隊であるティム・ボガートと
カーマイン・アピスが結成したバンド。
その彼等が30年ぶりに復活した際の2006年ライヴです。



ますはギターのジム・マッカーティがレスポールを鳴らしてご挨拶。
年齢を感じさせないその弾きっぷりに観客も大ウケ。
そこにアピスとボガードのドラム&ベースが加わり
曲はそのまま「Long Tall Sally」へとなだれ込みます。



アピス&ボガートの、その空気を震わせる荒々しいリズム隊も健在。
そりゃあ、全盛期と比べたら多少は劣りますしアピスがミスしている
箇所もありますけど、30年経ってもこのレベルの演奏を出来るという
点では感心します。



オリジナルのヴォーカリストであるラスティ・デイは麻薬に関する
トラブルで射殺されたため、もうこの世には存在しません。
代わりに今回は元サヴォイ・ブラウンのジミー・キューンズが参加。
また、この人がラスティも顔負けな暑苦しいシャウトを聴かせて
くれるもんですから、「なんだよ、カクタスまだまだイケるじゃん」
というのが素直な感想でした。



その後も「Oleo」や「Parchman Farm」等々、ヒット曲の連発で
観客も大盛り上がり。
その熱気故、あっという間の1時間半だったのです。
衰えたとはいえ腕っこき揃いだったこのバンド、そうそう簡単に
萎むわけがないのですが、それを確認できただけでも良いライヴでした。
まだまだ若造には負けられんというオヤジならではの気概の様なものを
感じ取れたライヴでもありましたね。
確かなテクに裏打ちされた思いっきり暑苦しいブルーズ/ハードロック。
おかげで体の中に熱い滾りを感じた次第で。

















それでは。