穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ハードボイルドリバー

たまにはゲームの方はお休みして鉄道模型でも。
車掌車はどれも可愛らしいのが多いので好きです。



地元でも拝むことはまず不可能な大手三社のタキ混成での編成。
牽引は昔の大糸線で活躍したC12で。



まずは青海の雄、電気化学工業



姫川を挟んでこれまた糸魚川のメジャー企業、明星セメント。



ちょいと離れて中郷は二本木に所在する日本曹達
雪兎の社章がなんとも可愛らしいですね。



ヤードでの貨車入れ替えをイメ−ジしながら。
普段は各社それぞれ専用タキでの編成ですので、こういった混成
はまずお目にかかることがないので、ナンチャッテ仕様ということで。



はい、今日のBGMはこれを。
ソニーAOR誕生40周年記念企画の内の1枚。
ウェストコースト出身の5人組シルヴァーのデビュー盤。



良い曲満載で完成度の高いデビュー盤を送り出した彼等ですが
この1枚のみでグループは解散してしまったというのだから
なんともやるせない。
イーグルスが大ヒットしていた当時、アリスタからの回答という形で
送り出されたグループのうちの1つ。
見事なコーラスワークとそれを支える確かな演奏技術に高品質な
曲の数々と、聴いてみれば分かりますがイーグルスもかくやと
言わんばかりのクオリティーの曲がズラリと並びます。



メンバーにイーグルスのバーニー・リードンの実弟である
トム・リードンが居るというところを見ても、レーベル側が
イーグルスを相当意識していたことは明白でしょう。



世間的には「WHAM BAM Shang-A-Lang(恋のバンシャガラン)」が
大ヒットしただけの一発屋という認識なのかもしれませんが、
各曲の完成度を鑑みるにグループさえ存続していれば引き続き
質の高い曲を提供してくれたかもしれないと考えてみても
今となっては詮無いことで。



また、1曲目のメロディアスなバラードナンバーである
「MUSICIAN(IT'S NOT AN EASY LIFE)」は、あの竹内まりやさんも
お気に入りでカバーしたとインナーにありますね。
楽家業の厳しさを切々と歌い上げた静かな1曲。
バックを彩るハモンドの音色がなんとなくビリー・ジョエル
名曲「素顔のままで」を想起させます。



このシリーズはソニーの企画ですが、カタログ自体はアリスタ
BMGの物が多く見受けられます。
そう、今やこれらもソニーの傘下でしたもんねそういえば。



極上のウェストコースト・サウンドが胸を打つ、小粋な1枚です。














それでは。