穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

孫悟空は悪魔の子

山だけではなく、いよいよ海沿いも降り出した週末。
あと1回ぐらい降ると本格的になってくるのかな?



WOTではアメリカに鹵獲されたティーガーIIが登場。
砲口径は88㎜なれど、砲精度、貫通などが優れているそうで。



他にはここ最近までにリリースされた課金戦車がドドーっと再販。



今日はこいつを。
ブリティッシュバンドであるハッケンサックが74年に発表した
唯一作であるこれ。
「UP THE HARD WAY」です。



ジャケ裏を見てみると、どことなくホークウインドの名盤
「絶体絶命」のジャケを彷彿とさせるデザイン。



内容の方はといえば一聴してすぐ判る通り、ドがつくほどの
ドロッドロのブリティッシュ・ブルーズ/ハードロック。
いやさ、これはもうヘヴィ・ブルーズロックと呼んでも差し支え
無いのではと感じます。
後にサムソン等で活躍するヴォーカルのニッキー・ムーアの
クド過ぎるくらいソウルフルなその歌唱スタイル。
それがバックの演奏陣とがっぷり四つに組んだ時、ヘヴィで力強い
このバンドサウンドとなって繰り出されます。



1曲目、アルバムタイトルでもある「UP THE HARD WAY」
冒頭でたっぷりとタメを効かせたドラムとギターに乗せニッキーが
叫ぶ「YEAH!」の一声で全て持っていかれてしまいます。
ああ、これはズルいですねえ。
こんなの聴かされちゃあ、否が応でも期待が高まるというもの。



その後も、これぞ英国と言わんばかりのブルーズロックを連発。
時にはゴスペルの要素を垣間見せるところなども、良いアクセント
として曲に彩りを添えています。
英国の伝統と香りを湛え、これもブリティッシュ・ブルーズロック
の名盤として挙げられる定番の1枚なのでした。















それでは。