穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

牙は知っている

90年代にBURRN!!の別冊として発行されていた文芸誌

「炎」が、長い期間を置いてこの令和にリニューアル再発

行されました。

独自の視点で語る記事や意表を突いたゲストを招いての

インタビューなどなど、当時、夢中で読んでいた1冊です

が今回のリニューアル版、果たしてどのような内容なのか

は読んでみてのお楽しみ。

 

 

 

巻末に餓狼伝説のテリー役でお馴染みの橋本さとしさんの

インタビューが掲載されており、個人的にニンマリ。

 

 

 

はい、今日はこちら。

キングクリムゾンが「暗黒の世界」制作期である73年に

行ったロンドン凱旋公演の模様を収めた音源です。

「1973年10月26日 ザ・レインボー・ロンドン・イングランド

 

 

 

同会場では過去に2回行われたライヴ音源が遺されていま

すが、そのどちらもが劣悪な音質。

三度目の正直ではありませんが、オーディエンス録音とは

いえ、漸く比較的まともな音源の登場となったそうです。

時期的には「NIGHT WATCH」の頃に当たると思しき選曲

で演奏されていますが演奏の端々から観客の声援も多く

確認でき、この時期の演奏は好意的に迎えられていたこと

がその内容からも窺い知れます。

圧巻は2枚目6曲目の「太陽と戦慄パートII」。

演奏終了後も延々と続く止むことのない拍手と歓声、その

興奮と熱狂の渦をスピーカー越しに体験できただけでも

儲けものです。

アンコールではおそらくは「21世紀の精神異常者」をやる

予定だったのかもしれませんが、そこを敢えてはずし

「CAT FOOD」を演奏するフリップさんのへそ曲がりっ

ぷりは堂に入ったものがありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは。