穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

海王咆吼

ふと、見かけたCD購入報告を受け、俺も引っぱり出して

聴いていました。

ゼロ・コーポレーションから出ていたシンフォニックな

プログレを演る2バンド、エヴェロンとジャディスのそれ

ぞれの1stです。

 

 

 

エヴェロンはドイツ出身のバンド。

片やジャディスは英国のバンドで音の方にもそれぞれ

お国柄といいましょうか個性が見て取れます。

エヴァロンの方はドイツのバンドらしいメロディアスな

プログレハードで、達者なギターとキーボードが曲の

説得力にも貢献しています。

ドイツ訛りで歌われる曲の数々もなんだか聴いていて

安心するというか心が温まりますね。

 

 

 

もう一方のジャディスの方はといえば、結成からデビュ

ーアルバムを発表するまでに10年も要したという点を

鑑みても色々な苦労があったのではと考えずにはいられ

ないバンドです。

シンフォ系の音としては随分と明るい雰囲気の曲ばかり

で、それは溌剌と歌うヴォーカルの影響も強いのではと

考えます。

それと多用されているメジャースケールもその要因の1つ

となっていますね。

この手のプログレ・シンフォの曲としては、その多用され

ているメジャースケールの影響であまり陰鬱なイメージを

感じないことから聴いているこちらの気分も自然と高揚し

てくるのを感じます。

 

 

以上、それぞれのアルバムについての雑感でした。

世に出たばかりの頃のゼロ・コーポレーションは、有名

無名を問わずこうしたバンドを積極的に国内へ紹介し続

けてくれた大変有り難いレーベルでもありました。

願わくば今一度こうした野心的なレーベルの台頭を願う

ものであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは。