先のエントリで紹介したタウラスでもう1枚。
「WORKS 1976-1981(夜明けの歌)」です。
オランダのシンフォ系プログレバンド、タウラ
スの未発表音源集。
デビュー前のデモ音源を軸に纏められた1枚です。
しかし、デモ音源集と侮るなかれ。
これがまたスタジオ盤の夜間飛行より更にメロデ
ィアスで聴きどころの多い曲ばかり。
人によってはこちらを推す方も多いのではと感じ
ました。
柔らかなヴォーカルと、繊細で美しいメロディー
を聴かせるシンセにメロウな旋律で絡み合うギタ
ーと、その一体感は優雅なひとときを体験させて
くれるのでした。
あくまでシンプル且つ、コンパクトな曲をメイン
としながらも10分超えの長尺曲もあるあたりは、
プログレバンドとしての面目躍如たる矜持といっ
たところでしょうか。
それでは。