穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ウォーキング・スルー・トーキョー

昨晩はたころん先生とドカ飲みした割には
二日酔いにもならずにスッキリとした目覚め。
今日も快調で明日の仕事も上手くいきそうだ。



さて、今日はこれでも。
95年に発売されたサクソンのテイチク時代の最後のアルバム、
「ドッグス・オブ・ウォー」です。



アルバム冒頭の「ドッグス・オブ・ウォー」からして、
ちょっぴりグランジオルタナ風味をまぶしてあったりと
当時のトレンドにさり気なく色目を使いつつ、基本はいつもの
伝統的なブリティッシュ・ハードロック、ヘヴィ・メタルなので
ファンは安心して視聴に集中できます。



2曲目、「バーニング・ウィールズ」が哀愁漂うメロディーを伴った
爽快な疾走曲で、2曲目にして大幅にテンションアップ。
このアルバムではお得意のハードブギーな曲もありますが
それ以上にメロウな佳曲が目立ちます。
キャッチーなリフやメロディーに溢れ、聴いているとつい、口ずさんで
しまいたくなるような曲ばかりと、なかなか充実した内容です。


いやー、この頃のサクソンは日本国内では相変わらず低迷していましたが、
ドイツ含むヨーロッパでは地道な活動が実を結び、確実な地位と高い評価を
得ていたのでした。
まさに、継続は力なり。



テイチク時代にはこれを含め、三枚発売されましたが、
自分はこのアルバムが1番好きかもしれません。
オールドスクールと笑わば笑え。
NWOBHM時代を生き抜いてきたバンドは、その辺の有象無象なんぞを
寄せ付けないパワーとしたたかさで、魑魅魍魎が跋扈するシーンを
これからも生き続けていくのだ。



それでは。