穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

漆黒の愛機、その最期の灯火

今日は明け方まで突発事故の復旧作業。
おかげで家に帰ったものの、目が冴えて眠るどころじゃありません。

結局、一日起きていました。
とりあえずいたずらカラスには容赦はしません。



今日はセガが放った徒花ハード、スーパー32Xの15周年記念サントラです。
10年、20年と切りのいいところで出さず、15年という、どこか中途半端な節目に
発売するところもまたセガらしいところ。

そんな32Xの代表的なゲームサウンドを集めた3枚組みサントラです。
まず、何と言っても、曲の収録時間が長いこと長いこと。

1ループで終わっていたバーチャレーシング・デラックスのあの曲も
たっぷり時間で収録です。
このリプレイエンディング曲が本当、良いんだよなぁ。

その他にも、当時、初の完全移植と謳われたスペースハリアー
リプレイが洗練されていて素敵だった、ステラアサルト。
セガ版ビューポイントもどきのパラスコードなどなど、
メジャーからマイナータイトルまで、その楽曲の数々を3枚のCDに
ぎゅっと濃縮してあります。
インナーの解説にもありますが、ハードの発売から1年も持たず、発売されたソフトも
わずか18本という、流れ星のように短命なハードでした。
それだからこそ、その1本1本が眩い輝きを放っていたように自分の目には
映るのです。

こんなニッチなアルバムは、自分のようなセガ大好きなオッサンどものハートを
どストライクで射抜くことでしょう。
どうせ数もそんなに作ってないでしょうから、手に入るうちの早目の入手を
お薦めしておきます。
一生物のアルバムがまた1枚コレクションに加わりました。



全ての32Xユーザーに告ぐ、このアルバムはスーパー32Xというハードの、魂の慟哭を
封じ込めた物だ。それ故に購入は必然!

それでは。