工期的に無理だと思われていた仕事が協力会社さんの
尽力により、無事終了した。
こちらの無茶な要望とスケジュールに文句一つ言わずに
黙々と仕事をこなしてくれる。
あり難いことです。
こういう方達のおかげで、自分あたりは飯が食えるのだという
事実を忘れてはいけない。
そんな訳で懸念していた作業もこれで全部終了したし、
思いっきりゲームできますね。
今日は自分の中でのセガバカゲーランキングで間違いなく
トップ3に入る1本、エイリアンストームです。
チーム忍の製作ですので、操作方法はゴールデンアックスあたりと大体同じ。
ジャンプがちょっと特殊で普通に押すと走り出し、その最中に攻撃すると
飛びつき攻撃に変化と、一工夫してあります。
レバー横2回入力後の入力でハイジャンプにも変化します。
まずはキャラクターセレクト。
マッチョ、女マッチョ、ロボの3人から選択します。
見ていて色々楽しい、ロボのスクーターで出撃。
相手との距離によって、攻撃が様々に変化。
スクーターは基本、電磁鞭使用なんですけど、ロボなのでそれはもう色々と。
背中からミサイル。
他にもザボーガーばりのチェーンナックルとか腕からバルカンとか、
ロボならでは(?)の多彩な攻撃は見ていて飽きません。
そして特殊攻撃。
ロボは自爆後、別ボディーが走ってきて頭を回収。
画面の敵全体にダメージを与えます。
ゲーム形態は主に3種類。
通常画面でのアクション、擬似3D画面でのFPS、
高速スクロールでの横スクロールシューティング&アクション。
敵キャラもエイリアンシンドロームに出てきそうなグロい奴ばかり。
最終面は簡単な迷路になっている。
彷徨っていたら何時の間にかラスボスだ。
クリア。
そしてあのエンディングへ・・・・
とにかくこのエンディングのセンスに脱帽です。
リズムに合わせて大袈裟なポーズでのし歩く、エイリアンバスターズの3人。
バカ&ファンキー!
また、このゲームの曲に総じていえることですが、曲のセンスが抜群に良い。
金属音等のサンプリングを効果的にリズムに織り交ぜ、曲調はファンクかヒップホップか?
自分は勝手にメカノファンクとジャンル付けしました。
曲に合わせて敵キャラのアニメパターンを組み合わせて連続再生。
この可笑しさは見てもらわないと解ってもらえないでしょう。
獣王記といいこれといい、チーム忍製のゲームのエンディングは
洒落が利いてますね。
星空に笑顔でキメッ!
そしてゴールデンアックスと同じように評価点が発表されます。
容量の都合か、評価員がごっそりカットされてますが。
馬鹿要素とセンスの良さが同居して、なんとも不思議なゲームになっています。
業務用は発売時に飛びついてやりましたが、ヘボな自分の腕では正直太刀打ちできず、
いたずらにお金を消費してしまった苦い思い出があります。
メガドラ版はその点も改良されているので一安心。
メガドラ版はランクを落とせば十分クリアできるように調整されているので、
多くの人に楽しんでもらえるでしょう。
マイナーというだけで整理されるには余りにも勿体無い、そんな佳作です。
機会がありましたら是非どうぞ。
それでは。