なにやらはっきりしない天候が続きます。
日差しはカーッと熱くても吹き付ける風はヒンヤリだったり。
突然、山から塊のような霧が降りてきたりと。
別冊ゴラクで絶賛連載中の「ザ・松田」1巻が発売されました。
ジャンプ連載時に頭を打ち抜かれて絶命し、その後、他紙で
ちゃっかり生き返っていたブラックエンジェルズのあの松田さん。
あの名調子もそのままに、リミッター知らずの暴れっぷりで
大変痛快な怪作に仕上がっております。
とにかく、その超人的な身体能力と回復力で次々と人間離れした
活躍を見せる松田さん。
至近距離でぶっ放された散弾を手で叩き落とすとか。
本当、細かいのがお嫌いのようで。
終止が強引な展開で並の作家なら下手をすると破綻させてしまう
ところでしょうが、そのキャラクターの強力な引力によって
ツッコミを入れさせるような隙を与えてくれません。
全てが万事この調子ですから。
その作品の性質からか某歌舞伎役者とかの時事ネタも多めですね。
もの凄いスピード感であっという間に読み終えてしまいます。
こういう作品、少なくなりましたねぇ。
それでは。
