穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ハイ・アズ・ヘル

連日寒いぞ。
何か今日は山沿いでも降ったとかなんとか。
雪はもうちょっとの間、ご勘弁を。



ロックといっても色々あります。
プログレ、ハードロック、etc・・・
ただ、時々無性に、本当、どうしようもないくらいシンプルなものを
聴きたくなる時があります。
ただ、ストーンズキンクスじゃシンプル過ぎる。
そう、シンプルなだけではなく、とびきり煩いヤツを。



そんな訳で今日はこれです。
ナッシュヴィル・プッシーの2nd、ハイ・アズ・ヘルです。



はい、バンド名からもお分かりのようにこのバンド、タイトルや歌詞からし
コックだのプッシーだのブロウジョブだの、まあ、思いつく限りの下品ワードが
てんこ盛りで散りばめられた曲ばかりを送り出す、素敵なファッキン・バンドであります。


ジャケットも見ての通りで、ボンクラ2名と揃いも揃ってビッチ面した女が2名。
そのメンバー集合写真から漂うロクデナシ臭は尋常ではございません。
ついでに裏ジャケットも見てみましょう。



葉っぱ、レズ、安モーテル(?)と、これまた分かり易いビジュアルイメージ。
こんな連中ですので、どうせ見てくれだけの演奏スカスカバンドだろうと
高をくくっていると、そのズドンと押し出しの強い骨太なサウンドに舌を巻きます。
そのスタイルはAC/DCモーターヘッドの直径のように自分は認識しています。
ベースとなっているのはサザンロックやブギ、それにHRの香りも少々。
埃っぽく適度な疾走感もあるそのサウンドは、聴いていると体が自然に動き出すような。
歌詞やらなんやらは下品で不真面目なんですが、演奏だけはバッチリ聴かせます。
多少のミストーンやフィードバックなど、どこ吹く風。
まるで気にせず疾走する様はあたかも重戦車の様。


いやー、本当、楽しそうに演奏してるよなぁ。
ジャケット内側にはメンバーが思い思いの格好をした写真がありますが、
本当、好き勝手やってますね。



ん?なんかどこかで見たような御仁が・・・髭は無くともこの特徴あるイボ面は・・・
って、レミー番長、こんな所で何やってるんですか。



何も考えずに轟音に塗れたい際には欠かせないアルバムの1枚なのです。
いやー、本当よくやるわー。


それでは。