穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

新たなる決意

今日で11月もおしまい。
明日からは12月、そして、師走。
1年なんて、あっという間だ。



今日はこれを聴いています。
キングから出ていた悪魔城ドラキュラベスト。



初代、ドラキュラII、悪魔城伝説、そして、貴重なNES版ドラキュラIIの音源が収録されています。


初代は言わずもがな、ゴシック調のその統一された世界観とBGMは発売されると同時に
各方面で高い評価を得て、今でも語り継がれる名作となりました。
少ない音数で印象的なメロディーを紡ぎ出す。
そのBGMにかけるコナミの意気込みには凄まじいものがあると、当時より強く感じていました。
特にファミコンのディスクゲームとSCC搭載のMSXソフトにその傾向が強いように自分は思います。


そしてドラキュラII。
前作のヒットに気を良くしてあれこれ要らないアレンジを施した内容は、
当時でも結構酷評されていた覚えがあります。
けれどもBGMは秀逸。
その後、業務用のドラキュラでも採用されたBloody Tearsなどなど、名曲も多いのですが。
(元ネタを知っているとより楽しめると思われます)
初代もこれも、ディスクシステムのPWM音源の音色が曲に彩りを添えています。


そしてこのアルバムの本命、悪魔城伝説
これからロムカセットに変更になりましたが、VRC6を搭載した効果は凄まじく
ファミコンとは思えないほど厚みのある音を聴かせてくれます。
分厚い音に包まれたエンディングの曲が染みわたりますね。
これとかラグランジュポイントとか、特殊チップ搭載のロムカセットは総じてBGMが
素晴らしいものが多かったと記憶しています。


NES版の曲は同じ曲でも細部を変更してあり、結構印象が変わって聴こえます。
聴き比べてみると色々発見があって面白いです。


アレンジも2曲(といっても、1曲は業務用の音源まんまですが)はまあ、オマケということで。



聴き直す度に、鞭を振るい続けたあの日々が鮮明に蘇るのです。


それでは。