今日は朝から家の掃除と子守りでグロッキー状態。
我慢できずに燃料補給に向かいます。
帰宅後はこれを聴いています。
サザンロックの雄、モリー・ハチェットの3rdアルバム
「ビーティン・ザ・オッズ」です。
骨太のハード・ブギ一徹でその不屈の信念を貫き通す、
サザンロックを嗜む方なら避けて通れないバンドの一つです。
一口にサザンロックといってもその範囲は相当広く、ブルーズやR&B、
果ては限りなくカントリーに近いものまで。
大雑把に言うと南部訛りで歌われるものはほぼ、それに該当すると
自分などは認識しています。
ただ、このモリー・ハチェットの場合だと他バンドとはちょっと毛色が違い、
先輩バンドのレイナード・スキナードがブリティッシュ・ロックの影響を
色濃く残したものでありましたが更にそれを推し進めたハードロック調の
相当豪快で男くさい曲が特徴でもあります。
そしてこの3rdですが、ヴォーカリストのダニーが糖尿病の悪化により
自宅療養を余儀なくされてやむを得ず選手交代してのもの。
さて、この2代目ヴォーカリスト、ジミーの声質は前任者と比べると幾分軽め。
それに合わせたのか曲もリフなどはいつも通りですがあの、
豪快で埃っぽい独特のサウンドとは若干異なるように感じます。
まあ、色々言っても自分が敬愛するいつものモリー・ハチェット節なんですが。
広い荒野を何も考えずに車を飛ばす際には、是非、聴いていたいアルバムなのです。
それでは。