暑くてかなわん。
ビール飲んで明日への英気を養うぐらいしか
今の自分には・・・
今日はこれを聴いてます。
コナミのパーフェクトセレクションシリーズの最終作
「サウンド・レーシング・ヒストリー」です。
そもそも、コナミのレーシングゲームというと業務用を含め、
決してメジャーとは言い難い、どちらかといえばマイナーに属する
物が多いように思えます。
そんな中でもこのアルバムではとびきり知名度の低いタイトルばかりを集めたきらいがありますね。
ホットチェイス、F-1スピリット、RF-2、そして、自分の大好きなチェッカーフラグなどなど。
よくぞここまでマイナーなタイトルを集めたものだと感心することしきり。
しかし、マイナーとはいえコナミのレースゲーといえば名曲の宝庫。
手慣れたアレンジであの名曲達が蘇る。
なぞなぞ鈴木氏が抜けているとはいえ、新加入のギターの方が気を吐いているので
脱退の痛手などは特に感じられません。
レース物には付き物のハードエッジなギターが心地良い王道ロックスタイルから
ラテンリズムが耳を惹くボッサ風のアレンジもありと、なかなか楽しませてくれる仕上がりで。
ただ、根底にあるのはあくまでコナミお得意のフュージョンサウンド。
曲中でのキーボードの占有率が多目なところも特徴でしょうか。
ピアノも気持ちジャズ寄りで、その手が好きな人にもさり気なくアピールしています。
こうした素晴らしいアレンジも元になる原曲の素晴らしさがあってこそ。
今のコナミには望むべくもないのでしょうが、もう少しレーシングゲームを
リリースしてもらえたらなあと思わずにはいられません。
利益が第一なんでしょうが、音ゲーとグラディウスだけでは余りにも寂しいではありませんか。
そんなよしなしごとを考えながら今夜もより深く曲の世界に身を沈めるのです。
それでは。