穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

与太郎正伝

会社の周辺は結構積もったのに、自宅の方はというと
それほどでもなかったりする。
まあ、降らないに越したことはないんですけど。



休みになるとカレーが食べたくなる。
とはいえ、怪獣共も食べるので行き過ぎた辛さにはできないのが歯痒い。



さて、今日はこれを。
スウェーデン出身のドゥームロックバンド、ウィッチクラフト
日本デビュー盤でもある3rd、「THE ALCHEMIST(邦題:錬金術師)」です。



プログレ、サイケ、ジャズロック、はたまたフォークまでと個々のジャンルを
貪欲に飲み込んだそのスタイルは、とてもドゥームロックの一言で簡単に
片付けられる代物ではありません。
ソリッドで荒々しく、しかし、時にはふっと暖かさも垣間見せるそのギターは
ずるずるとのたうちながら陰鬱なリフをザクザク刻むだけなんて芸の無いことは
しないところがちゃんと心得ていて、また憎い。


楽曲も静と動のメリハリをきちんとつけた聴き易いもの。
世間一般で言うドゥームのイメージとはかなりかけ離れていると
思われるので偏見で聴かないと損をする。
そんな一枚になっています。


7曲目の「THE ALCHEMIST」のヒンヤリとした北欧の寒さを感じさせるような
静かなアルペジオは、冬の夜空にぴったりで。



それでは。