穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

山と渓谷

全国的にどうかしてるんじゃってくらいの暑さ。
それらに比べればウチの地元なんて可愛いものなのかもしれません。



さて、暑い日には熱苦しいソウルでも聴くにかぎります。
ダグラス・スコットの情熱的なヴォーカルが素敵な1枚。
パースエイダーズの2nd「THE ERSUADERS」です。



初回視聴時の感想ですが、70年代に流行したフィリー・ソウル等を含めた
ニュー・ソウル勢に比べると随分と硬質で辛口な印象。
それとともにブルースなどで言うところの泥臭さみたいなものを感じました。



それでも1曲目のバラード「Peace In The Valley Of Love」なんかを聴くと
泥臭い中にもピシッと一本スジが通った歌唱とコーラスワークで
聴く者に独特の緊張感を与えるのです。
後のニュー・ソウル勢のような甘いメロディーなどの要素はあまり
見受けられませんので硬質でソリッドなそのサウンドには好き嫌いが
分かれるところかもしれません。
それでもソウルとかファンクは元々こういったものなので、さしたる問題は
無いんじゃないかと自分は考えますが。



貴重な過去の名盤、稀少盤が安価でもりもり復刻されるこのシリーズ。
ワーナーさんには今後も期待します。



それでは。