穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

猫町

子守りだ何だのいつもの休日。
そんなところへ嫁の実家に行っていた兄怪獣が
買ってもらったというガンプラの製作をねだられて、ヤレヤレ・・・



あー、厄介な物持ち込みやがって・・・などと言いつつ、
いやー、今のプラモって凄いんですね。
色も塗らずパテ盛りもしないパチ組みでここまでできるなんて。



それを興味津々で見ていた弟怪獣。
当然、収まりがつくわけもなく結局近所のセブンへと買いに行くはめに。



買ってくれば当然、組まなければいけません。
半日かかってガンプラ組みを二連発。
貴重な俺の休日が無残に溶けて行ったのでした・・・
シューティングゲームをガンガンやり込んだり好きな音楽を
だらーっと聴いていたかったのですが、叶いませんでした。



さて、気を取り直して休日の締めには落ち着いた音楽を。
で、今日はこれ。
バド・パウエル・トリオの56年に録音された1枚。
「STRICTLY POWELL」です。



パウエルさんもこの頃は鬱病との闘病中で全盛期の演奏には
遠く及ばないのかもしれませんが、それでも聴かせどころは
充分にあります。
往時の軽やかな演奏とも随分距離があり、ミスタッチ等も
散見されますが、1音1音を丁寧に打鍵する様に全盛期の時には
あまり感じなかった何かゆったりとした独特の雰囲気の
ようなものも感じます。



おそらくテンポの速い曲は運指が厳しいのでしょう、
アルバムの内容もスローなものが多いです。
けれども3曲目の「虹のかなたに」などはそのスローテンポが
いい方向に作用して滋味深い演奏になっています。



人間、誰しも調子の良し悪しはあるものです。
勿論、それはミュージシャン達も例外ではありません。
そんなことをつらつらと考えながら耳を傾けるのでした。




それでは。