穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

ねじれた線路

今日は予報通り1日雪。
昨日までの陽気は幻だったのです。
その積もった雪が夕方には既に凍結し始めていて、帰りは難儀しました。



さて、少し前にメタル界隈でちょっとした盛り上がりを
見せたCDが1枚。
アニソンをメタルアレンジでカバーするプロジェクト、
アニメタルの海外版「ANIMETAL USA」です。
ハードロック的アプローチモほんの少しありますが
基本は純度の高いヘヴィメタル・アレンジのアルバム。



収録内容も「宇宙戦艦ヤマト」「マジンガー・メドレー」
「聖闘志星矢」などなど、メタルとの相性抜群な曲ばかり。
アニメタルといえばもともとは坂本えいぞうさんを中心とした
プロジェクトでしたが、どういうわけか突発的に外人さんが
カバーしたのが今作。
しかし演奏等はカッチリしていてなかなかの完成度。
いったい、どんなメンツなんだとインナーに目を通してみると・・・
マイク・ヴェセーラ、クリス・インペリテリ、ルディ・サーゾって、
おいおい、単なるアニソンのメタルカバー・プロジェクトなのに
なんですかこの気合の入った本気度溢れる布陣は!!



あのマイク・ヴェセーラがインギー先生のバンドでもなく、
はたまたラウドネスでもなく、単なるアニソンカバー・プロジェクトで
本気で歌っている!
これはこちらも本気で聴かないと失礼にあたるというもの。
マイクさんは相変わらず伸びやかなハイトーンで素晴らしい
歌唱を披露してくれているので安心して聴くことができます。
クリスもインペリテリのときみたくヤケクソ気味な速弾きは
控え、堅実なプレイに徹しているところがいいですね。



通しで聴いてみましたが自分的にイチオシだったのが
3曲目マジンガーZからグレートマジンガーへのメドレーである
マジンガーメドレー。
ハイテンポなマジンガーZのアレンジでちゃんとマイクが
マジンガー「ズィー」ではなく、「ゼェーーット」と
歌ってくれていたことにいたく感心した次第なのでした。



その流れから堪らなくなり超合金魂マジンガーZ
弄りだしたのです。



空にそびえる鉄の城。
俺の中での原点にして究極。



シンプルながらも主張するところは主張する力強いその姿。



おそらく今後もこれを超えるものは出てこないんだろうな。
原体験のなせる技と言ってしまえばそれまでなんでしょうけど。



ひとしきり弄って満足しました。
そして、また車載になるCDが1枚。




それでは。