穏やかなる日々

日々の徒然。ゲームだったりクラシックロックやメタルだったり。

捜物

昨日からの雪は何とか落ち着いたようで、まずまずの晴れ模様。
それでは子守りがてら今日も行きますか。
国道253号を十日町方面へと南下。



途中、トイレに寄って手を洗おうとしたところ、カチンコチンで
どうにもならない。
仕方がないので表の雪で手を洗いました。



さて、儀明トンネルを抜けて暫く行くと・・・




そういえば、この辺も合併前は大島村だったんでしょうか?
みつけた目的地の看板が雪で埋もれそうでした。



本日の目的地その1、峠の茶屋「蔵」に到着です。
仕事で通る度に結構利用していましたが、子連れでは初めて。



そして、お気に入りの牛肉の煮込み定食を頼みます。
量が多いのは知っているので弟怪獣にはご飯と味噌汁を貰い
一つの土鍋を一緒に突きながら食べました。
グツグツといい具合に煮えながら出てきます。
弟怪獣が食べづらそうに箸で食べていると「どうぞ」と、
奥さんが小さいスプーンを持ってきてくれました。
こういう心遣いが有難いのです。



相変わらず柔らかい肉にすき焼き風の甘辛い味付けがよく合います。
運転さえなければこいつをアテに一杯引っかけてるとこなんですが。
そして、店の隅に目をやると・・・



テレ東の深夜ドラマ「孤独のグルメ」スタッフとの記念撮影写真が。
ゴローさん役の松重さんが良い笑顔で映ってます。



でもって、その隣には原作者の久住さんと松重さんの色紙も。
写真を撮る際にご主人に尋ねたところ、皆さん美味しい美味しいと
喜んでたいらげていったそうで。
以前も連れてきた会社の後輩が「うまいうまい」言いながら
貪るように食べてたもんなあ。
ここはご飯が美味しいから釜飯もイケるんですよねえ。



さて、腹も膨れたことですし次の目的地へと向かいます。
お次は旧松代町の外れにある芝峠温泉。



周囲は山ばかりで民家らしきものは殆ど見当たりません。
故に非常に静かです。
遠くに見えるあの山の向こうが柏崎市なのかな?



露天風呂を楽しんでいたら雪がちらつきはじめ、
思わぬ雪見風呂に弟怪獣も大はしゃぎしていました。
風呂上がりに1本決めるのも忘れずに。



帰りは結構いい降りになって少々焦りましたが無事、到着。



さて、帰宅後は色々やりながらこれを聴いていました。
ソニーのレガシー・レコーディング・ロック名盤100選の
第2段に含まれているアース・ウィンド&ファイアー
81年に発表された文句無しのどメジャー盤である14thアルバム
「RAISE!(天空の女神)」です。



今更、自分などがこのアルバムについて語るのはおこがましいのは
重々承知していますが敢えて書いてみようと思います。
当時、登校前に自宅で流していたFM放送から流れ出した
この曲を耳にして、「いったい何だ、この音楽は!」と、
ショックを受けたのがこのアルバム1曲目に収録されている
「Let's Groove」だったのです。
出だしのヴォコーダーによる摩訶不思議な音声。
シャキッとしたシンセ・ベースによるカッチリとしているのに
きちんとグルーヴを感じさせるリズム。
モーリス・ホワイトフィリップ・ベイリーによる
絶妙な掛け合いと、良いところを挙げれば枚挙に暇がありません。
今でもディスコ・クラシックとして愛される理由も頷ける完成度。
また、「Let's Groove」以外にもヒット曲を多数輩出し、
押しも押されぬ名盤としての地位を築き上げたのだとか。
ああ、当時は狂ったようにこれのLPをひっくり返す作業に
没頭してたなあ。



自分が所有していたのはリマスター盤のそのまた以前の旧規格盤。
今回、聴き比べてみてリマスターの効果は抜群のようで、旧盤では
よく聞き取れなかった音やフレーズが鮮明に聴こえてくるのです。
ソニーの規格によるブルースペックCD2の効果もあるのでしょうが
やはり、これはリマスターによる効果の方が大きいと自分は感じました。
音圧その他諸々、旧規格盤との差は歴然でした。



ただ、このレガシー・レコーディングの企画もあくまで「選り抜き」
という性質上、オリジナルアルバムを全て発売してくれるわけでは
ありません。
数が限られている以上、どうしても売れた物が優先的に
世に出るのは当然の節理。
ソニーさんには今後もなるべく食指が動くようなチョイスで
お願いしたいところです。




それでは。